VPNサービス 拠点間VPN
拠点間VPNとは
それぞれの拠点(お客さま事務所など)に専用の機器を設置し、仮想的な専用線を構築することで、インターネット上の通信におけるセキュリティを確保することが可能になるサービスです。
オープンなネットワークであるインターネットを介してやりとりされる企業情報や個人情報は、常に他人から傍受される危険性があります。専用線を繋ぐことでこのような危険性を軽減することが可能ではありますが、非常に高価となってしまいます。
VPN(ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク)であれば、インターネット上に仮想的な専用線を構築するため、コストパフォーマンスに優れた回線環境を構築いただけます。
ご利用料金
GMOクラウド側データセンター
初期設定費用 | 38,500円 |
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月額利用料金 | 7,700円 |
お客さま側拠点(1拠点まで)
初期設定費用 | 132,000円 |
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月額利用料金 | 27,500円 |
※表示金額はすべて税込みです。
ご注意
※拠点間VPNオプションをご利用いただくには、別途専用ファイアーウォール(VPNルーター)のお申し込みが必要です。
※VPNルーターには、バリオセキュア社のVSR製品を利用いたします。
※お客さま側拠点の価格は1拠点までの費用となります。
※複数拠点でご利用いただく場合、お手数ですが弊社営業まで別途ご相談いただけますようお願いいたします。
※GMOクラウド側データセンターのローカルIPアドレスと、お客さま側拠点のローカルIPアドレスが同じ場合、正常な通信が行えない可能性がございます。詳細はお問い合わせください。
※お客さま側拠点に設置するVPNルーターには動的または固定グローバルIPアドレスが必要となります。
※お客さま側拠点でのVPNルーター設置はお客さまご自身にて作業が必要となります。
※新規サーバー申し込みと同時申し込みの場合、VPN接続およびその他オプション設定が全て完了するまでサーバーはご利用できません。ご利用可能になるまで2週間程お時間を頂戴いたします。
※現在ご利用のサーバーに拠点間VPNオプションを追加いただく場合、機器切り替えのためネットワークに断線が発生します。
※VPNルーターの設置先は日本国内に限ります。
※営業時間外のデータセンター側VPNルーターのトラブルは翌営業日の対応とさせていただいております。
※L2VPN(同一NW間のVPN)は提供せず、L3VPNのみの提供となります。
※IPアドレスを持たない端末が通信(apple talkなどを利用した通信)を行えない場合が御座います。
※お客様側のファイアウォール配下にVSRを設置し、VSRより上位で通信制限を行う場合は、バリオセキュア社の管理機器IPアドレス及び、特定ポートの通信許可設定を行って頂く必要が御座います。
拠点間VPNご利用に際しての設定事項について
最初にセットアップいただく際に、各拠点にて、お客さまによりサーバーのルーティング設定を変更する必要がございます。以下に設定を行うコマンド例を掲載いたします。お客様側環境でも戻りのルーティングを設定頂く必要がございます。
Linux設定例
cliでコマンドを発行します。
ネットワーク単位でルーティング設定する場合
【実施例】お客さま側拠点環境が192.168.1.0/24、データセンター側VPNルーターのIPアドレスが180.1.1.1の場合
ホスト単位でルーティング設定する場合
【実施例】お客さま側拠点環境が192.168.1.0/24、データセンター側VPNルーターのIPアドレスが180.1.1.1の場合
恒久的にルーティングを追加する場合は設定ファイルに記述
「お客さま側拠点環境ネットワークアドレス/サブネット」 via 「データセンター側VPNルーターのIPアドレス」
【実施例】お客さま宅内環境が192.168.1.0/24、データセンター側VPNルーターのIPアドレスが180.1.1.1の場合
Windows2008R2の設定例
コマンドプロンプトでコマンドを発行します。
【実施例】